IoTで、現場の状況を次の判断につなげる
ERAIは、多拠点の設備・施設・現場を運用する企業に向けて、IoTデバイス、現場データ、既存システムをつなぐ仕組みを設計します。対象業務を小規模に検証しながら、監視、点検、記録、情報共有を一連の業務として運用できるよう支援します。
現場データを、運用できる仕組みに変える
IoTでは、デバイスをつなぐだけでは十分ではありません。既存システムや現場業務と連携し、収集した情報を日々の判断と改善につなげることが重要です。
分散するデバイスとデータ
メーカーや用途の異なる端末・センサーから得られる情報を一元的に把握し、安全に統合する必要があります。
遠隔地を含む運用の可視化
現場に行かなくても状況を確認し、異常時には適切な担当者へ通知できる運用設計が求められます。
既存業務への定着
導入後に使われ続けるためには、PoC(小規模検証)から本番まで段階的に検証し、既存の仕組みと無理なくつなぐことが欠かせません。
三つの代表的な活用領域
IoTは、デバイスを接続するだけでなく、取得した情報を現場の確認、記録、判断、連携に活かせることが重要です。以下の領域から、対象業務と既存環境に合わせて導入範囲を検討します。
スマート施設・物件管理
賃貸住宅、分譲マンション、商業ビルなどを対象に、監視カメラや各種センサーの情報を、工事・保守の作業指示や関係者間の情報共有と連携させ、設備状態と対応状況の把握を支援します。
四足歩行ロボットを活用した巡回点検
四足歩行ロボットによる建設現場などの巡回点検に向け、施工状況、工程の進捗、安全ルールへの適合状況を映像やセンサー情報で記録・共有する仕組みの開発を進めています。現場担当者の確認を補助し、点検記録の効率化を支援します。
スマート農業
農業法人・生産者の圃場において、環境、作業、生育に関する情報を収集・記録・共有し、日々の営農管理を支援します。品目、圃場条件、既存機器、通信環境に合わせて検証範囲を定めます。
拡張可能なIoT活用
対象業務や既存環境に応じて、以下のような領域にもIoT活用を展開できます。
飲食・社員食堂の運営支援
注文・決済データ、厨房機器・設備の稼働情報、利用状況を連携し、社員食堂や飲食施設の運営状況を把握しやすくする仕組みです。食品表示、決済、現場運用の役割分担を整理したうえで設計します。
ウェアラブルデバイスの活用
ウェアラブル端末から取得する活動量や位置情報などのデータを、本人の同意のもとで記録・確認に活用します。
健康データ連携
ウェアラブル端末や既存システムから取得した健康関連データを、本人の同意、閲覧権限、保存期間を明確にしたうえで、ヘルスケアシステムや記録基盤と連携します。
段階的な導入の進め方
現場への負担と既存システムへの影響を見極めながら、検証範囲を広げていきます。
現状整理
対象業務、デバイス、既存システム、通信環境を整理します。
PoC設計
検証する業務と評価指標を定め、小規模な実証を行います。
連携・展開
運用結果を踏まえ、必要なシステム連携と対象範囲の拡張を進めます。
運用改善
稼働状況を確認しながら、設定や業務フローを継続的に改善します。